水コラム

ダイエットにおすすめの水を紹介!選び方や注意点も解説

ダイエットに関心のある多くの方は水ダイエットという言葉を耳にしたことがあるでしょう。

しかし、実際にどのようなダイエット法なのか、効果的な方法を知っている方は少ないかも知れません。

本記事では日常習慣に取り入れやすくおすすめな水ダイエットについて詳しく掘り下げ、効果的にサイズダウンを目指せるアドバイスをご紹介します。

水分補給に最適なタイミングとは?正しい水分補給のメリットと注意点も解説

水ダイエットの基本と効果

水を飲むだけでダイエットになるの? と疑問に思う方もいますよね。まずは水ダイエットの基本と効果をご紹介します。

日常生活に取り入れやすいおすすめの水ダイエットが、ご自身にあったダイエット法か参考にしてみましょう。

水ダイエットとは?

水を飲むだけでダイエットに繋がると聞くと、とても簡単で楽な魅力的な方法に聞こえますね。

しかし、水ダイエットにはちゃんと水を飲むことで体に基礎代謝アップを促し、食欲を抑え、排便を促すという効果が見込めます。

水ダイエットとは水を飲むことによって基礎代謝アップによるカロリー消費の促進と、水分不足が引き起こしがちな便秘を回避し、スムーズな排便ができる体の下地をつくり、健康的に自然な生活習慣の中に取り入れることのできるダイエット法です。

水ダイエットのメリットと効果

何といっても水ダイエットのメリットのひとつは手軽に無理なく始められることです。

日常的に水をこまめに飲む習慣を身に着けてしまえばとても簡単なダイエット方法でおすすめです。

水を飲むことは体に代謝アップを促し、食欲を抑え、排便を促すという効果が見込めます。

生命を維持するために必要とするカロリーを基礎代謝と呼び、一日に消費するエネルギーのうちの約60%に当たります。

相当数のカロリーが生きているだけで消費されます。

水を飲むと体内が冷やされ、血液の巡りが良くなります。

これは基礎代謝が上がり、通常よりも消費カロリー数が高まっている状態です。

そして、水をこまめに飲むことで自然と空腹感が抑えられます。

また体内の水分が不足すると便秘の原因になってしまいます。

便秘はダイエットの敵。体の中に不純物を溜め込むことは健康的にも良くありません。

冷えやむくみなどを引き起こす原因ともなり、サイズダウンを目指すなら便秘は避けたいところです。

水ダイエットのおすすめ方法

日常習慣の中にこまめに済みを飲むことを意識する事が主な水ダイエットの方法ですが、適切な水分量や効果的な飲み方のタイミングなど、気を付ければもっと効果が発揮されるポイントはいくつかあります。

おすすめ方法をご紹介しますので、参考にしてみてください。

適切な水分補給量とタイミング

寝起きに水を一杯飲むといいと言う話を聞いたことがある人は結構いると思います。実はこれちゃんと理にかなっています。

朝一杯の水をまず飲むことで腸の蠕動運動を活発化し、排便を促す効果があります。

食事の前に水を飲むことも効果的です。水で空腹感が紛れ、食事量を抑えられます。効果的なタイミングは食事の30分前で、飲む量は500ml。だいたいコップ2杯が目安です。

ダイエットの大敵、空腹感を水で紛らわせられるのでストレスも少なく済みます。

そのほかに入浴の前後にも水を飲むタイミングに適しています。入浴によって発汗して少なくなる体内の水分を補給するイメージです。

一日に摂取する水の量は1.2リットル程度。こまめに分けて飲めば自然に摂取できる量です。

朝活での水ダイエット効果を高める

朝、一杯の水を飲むことで始める生活で簡単に水ダイエットできます。朝活にまず水を飲むことをおすすめします。

寝起きの水は腸の蠕動運動を活発にして排便を促すだけでなく、目覚めを良くする効果もあります。

人間は睡眠中にも汗をかきますので、寝起きの水は寝ている間に失われた水分補給にもなり、体がすっきりと目覚めます。

季節や体調よって冷たい水、常温、白湯と使い分けることで寝起きの水分補給にバリエーションが出来て無理なく継続できます。

運動前後の水分補給でダイエット効果アップ

水ダイエットに運動をプラスすることは効果を高めるためによいことです。

当然、運動をすると汗をかくので、運動の前後に水分補給をしておくと体内の水分量を補え、発汗の促進にも繋がりますので効果的です。

1時間のランニングで失われる水分量は約1リットルとも言われています。運動によって失われる水分は相当数だということがわかります。

運動前の水分補給によって脂肪の燃焼を効率よく促し、運動後は脱水症状防止や運動で上昇した体温のクールダウンの役割を果たします。

健康的に運動を取り入れたダイエットを行うのでしたら、運動量と一緒に水分補給のことも考慮するといいでしょう。

水ダイエットを成功させるポイント

様々なダイエット法を試しても効果が目に見えにくいと挫折してしまうことはよくあります。

元々、ダイエットは短期間で目標を達成するものではありません。

水ダイエットを成功させ、サイズダウンを叶える為のポイントをご紹介します。

無理のないペースで水分補給を行う

水ダイエットで1日に摂取する水の量の目安は2.5リットルです。

もちろん、2リットルを一気に飲む必要はなく、一日かけてこまめに水分補給をして体内の水分量を常に一定量にし、基礎代謝の促進を促すことと、十分な水分によって便が固くなるのを防ぎ、スムーズな排便を促すことが基本です。

水分補給によって空腹を紛らわせ、食事量を減らすことはいわば付加価値です。

コップ一杯の水をこまめに摂取することを心がけることが大事です。大量の水をがぶ飲みする必要はありません。

コップ一杯の水の量は約150~200mlが目安です。一日に5・6回に分けて飲むことで水ダイエットに必要な水分補給は可能です。

無理のないペースで水を飲むことを意識するだけで、必要量の水分補給ができ、おこなえるダイエットとしておすすめできる理由です。

バランスの良い食事と組み合わせる

もちろん、ダイエットですから食事に全く気を使わなくていいわけではありません。

しかし、食事制限中心のダイエットのようなイメージではなく、一般的なバランスの良い食事を心がけるだけでいいのです。

便秘気味の方は食物繊維を意識して多めに摂取すると、より排便がスムーズになりますのでおすすめです。

食事前に水を飲むことで空腹感を軽減できますが、食事中にも適度に水を飲んでいると満腹感を得られますので、食べる量を抑えられます。

炭酸水や果物入りの水で飽きを防ぐ

真水だけを継続して飲んでいると、長期戦のダイエットでは飽きが来てしまいます。

そこで、炭酸水や果物入りの水を取り入れて、飽きを防ぎ、ストレスなく長期間継続できる工夫をしましょう。

炭酸水は水に二酸化炭素を加えたもので、加糖されたものでなければ水と一緒です。

果物入りの水も、様々なフルーツフレーバーの水が出ており、これも加糖されていなければ水として飲んでも大丈夫です。

夏の暑いときには炭酸水を飲んだり、真水に飽きた時に果物入りの水を気分転換に取り入れたりすることをおすすめします。

水ダイエットにおすすめの水の種類

一口に水と言っても様々な種類の水があります。

そして水ダイエットには自分に合った水を選ぶことが成功の秘訣にもなってきます。

日本の水道水は優秀で、そのまま飲料水として使用できますが、ここでは水ダイエットにおすすめの水の種類をご紹介します。

天然水で無添加の安心感

コンビニやスーパーで見かける水のほとんどが国内採水の天然水であることが多く、外出先でも一番入手しやすい水です。

天然水とは、日本では地下水源から採水した水を品質安定のためにろ過や殺菌処理以外の処理を行った水のことを言います。

品質安定のための最低限の加工しかしておらず、無添加の水です。添加物を気にするナチュラル志向の方には天然水がおすすめです。

どこの地下水源から採水した水かによって、含有しているミネラルの量も変わりますので、飲み比べてみるのもいいでしょう。

日本の水は軟水ですので、国内の天然水であればほとんどが飲みやすい物であることもポイントです。

RO水の純粋な味わい

一切の不純物がないRO水はピュアな水の味を楽しめます。

そもそも、ROとは何のことか? と言いますと、NASAが開発した逆浸透膜システムのことで、この処理をされた水をRO水と言います。

RO水が他の水とどう違うのかは水に含まれる不純物や有害物質の他に、体に害のないミネラルも取り除いているという点にあります。

そのため、純水やピュアウォーターなどとも呼ばれています。

不純物を取り除いた水なので、水本来の純粋な味わいが特徴です。

ミネラルウォーターで栄養補給

カルシウムとマグネシウムを含んだミネラルウォーターを飲んで、水ダイエットをしながら栄養補給が可能な水です。

カルシウムは骨の健康に、マグネシウムは骨の健康の他に体の代謝を助ける機能を持っています。

栄養補給とともにダイエットに重要な代謝を助けるマグネシウムを多く含むミネラルウォーターはおすすめです。

カルシウムとマグネシウムの含有量はそれぞれの商品によって変わりますので、含有量と飲みやすい味を比べながら自分に合った水を探すといいでしょう。

天然水と違い、ミネラルウォーターはろ過や殺菌処理以外の処理に加え、ミネラル成分の調整や複数水源のブレンドなども行われています。

ダイエットにおすすめの水

ダイエット用飲料水としておすすめの水の種類をご紹介しましたので、更に具体的に水ダイエットの際に人気の商品をご紹介していきます。

様々な種類の水が気軽に入手できますので、好みの味の水を探すのも、水ダイエットを飽きないものにするために重要。

コントレックス

コントレックス

フランスのミネラルウォーター「コントレックス」は超硬水とも呼ばれ、硬度約1468mg/Lと硬度の高い水の多いヨーロッパの中でもカルシウムとマグネシウムを特に多く含有しています。

食事で補いきれないカルシウムとマグネシウムを水から摂取できるという点で優れたミネラルウォーターです。

ただし、日本の水のほとんどが軟水であるために、超硬水とも言われる「コントレックス」には独特のクセがあり、飲みづらいと感じる方もいます。

また、普段からお腹が緩い方には注意が必要です。逆に便秘がちの方には向いている水とも言えます。

プラズマ解離水 ミネラルウォーター

プラズマ解離水

富士山の天然水を使用し、水分子細分化技術で水そのものを水素原子(H+)に解離させた回利水は小腸での解離作業の必要がなく、体に負担をかけずに効率的に水分を吸収する水です。

人は20代後半を過ぎると小腸の解離能力が次第に低下し、体の砂漠化が進みます。これは免疫力の低下やお肌のシワ・乾燥・たるみなどの原因にもなります。

シリカ、バナジウムを含有しており、ダイエットとアンチエイジングを同時に行いたい方におすすめの吸収力の高い水です。

ピンクとブルーがグラデーションになったボトルはおしゃれなだけでなく酸化を防ぐ機能面も備えています。

Dr.Water(ドクターウォーター)

Dr.Water(ドクターウォーター)

コンビニでも気軽に購入可能なDr.Waterは九州・霧島連山の天然水を使用した97mg/lもの高濃度シリカを含有した水です。

シリカ(ケイ素)は人の体内では生成できずに、食品やサプリから摂取するしかありません。一日に消費されるシリカは10~40mg、毎日10~20mgの補給が必要とも言われております。

毎日摂取する水から体内の必要成分であるシリカを摂取できるDr.Waterは健康的な水ダイエットを目指す上で、栄養分も補える機能的な水です。

ナチュラルローソンで気軽に入手できるのも嬉しいポイントです。

潤肌シリカ天然水

日本の平均降雨量の2倍もの雨と火山を含む霧島山が育てた天然のミネラル水で、希少ミネラルと必須ミネラルをたっぷりと含有した水です。

バナジウム、カルシウム、マグネシウムの他に日本では一部地域の深層水や温泉に含まれるサルフェートが含まれています。サルフェートはデトックスや細胞活性に効果を期待できる成分です。

多数のミネラルが水を飲むだけで摂取でき、デトックス効果も期待できますので、水ダイエットを行いながら体を健康的に整えられます。

注意点と副作用

どのようなダイエットにも注意点は必ずあります。健康的にサイズダウンを叶えるためにも、水ダイエットを行う上で気をつける点、副作用を把握しておきましょう。

日常的に水を飲む習慣をつけると聞くと、注意点や副作用などないかのようですが、ダイエットには必ず注意点は出てきます。

知らずに副作用に犯されないよう、チェックすることをおすすめします。

過度な水分摂取の危険性

ダイエットだからと一度に大量の水をのむことはおすすめしません。人体は一気に大量の水を吸収分解できません。

少量をこまめに飲むことがポイントです。

水ダイエットの仕組みを理解しないまま、水を大量に摂取することも危険です。

人間が一日に必要とする水分量以上の水を摂取し続けることは、血中のナトリウムを希釈させることとなり、頭痛や嘔吐などを引き起こす原因となり、最悪の場合死に至ることもあります。

10リットル以上など過剰に水を飲み続けることを多飲症といい、こころの病のひとつで頭痛や嘔吐の身体的症状がみられる場合を水中毒と言います。

ダイエットだからと強迫観念に駆られて、一日の必要量以上の水を飲むことには危険が含まれています。

個人差を考慮した適切な水分摂取量

先に一日に必要な水分量は2.5リットル程度と述べましたが、厳密に言うと年齢や体重によって必要な水分量は変わってきます。

水ダイエットを正しく行うためにも、自分の現在の体重や年齢に合わせた適切な水分量を計算してみましょう。

厚生労働省は必要水分量を以下の計算式で算出します。

体重(kg)×年齢別必要量(ml)=必要水分量

年齢別必要量は、30歳未満40ml、30~55歳まで35ml、56歳以上30mlとなっております。

これは水ダイエットのために必要な水分量の計算式ではなく、人間が生きていく上で一日に必要な水分量の計算式です。

年齢や体重によって必要水分量が変わると言うことは、一日に飲む水の量が個人によって変わるということです。

水ダイエットで理想のボディを手に入れよう

日常的に水をこまめに飲むことで簡単に行えるダイエットとしておすすめの水ダイエットの基本や、効果的な水をご紹介しました。

いかがでしょうか。

毎日のコーヒーやジュースを控えてカロリーカットし、水に置き換え、水分補給のタイミングを押さえれば生活習慣に取り入れやすいダイエット方法です。

もちろん、他のダイエット法や運動との組み合わせ技も可能でサイズダウンを目指すためには手軽な手段のひとつです。

また、基本的に水ダイエットは体質改善のウエイトが高い方法ですので、理想のボディを手に入れた後も習慣として続けやすいのも魅力的です。

基礎代謝の向上を基本とする水ダイエットで健康的に理想のボディを手に入れてみませんか。