水道水

水道水をそのまま飲むのは危険?水道水の成分と安全に飲む方法も解説

水道水をそのまま飲むのは危険?水道水の成分と安全に飲む方法も解説

「水道水には薬品や不純物が含まれていて体に良くないのでは?」

「そのまま飲むのは危険という噂もあるけど本当?」

そんな風に、水道水をそのまま飲むことを不安に感じている方もいるでしょう。

水道水は基本的にはしっかりと品質管理されていますが、確かに場合によっては健康に影響することもあります。

そこでこの記事では、水道水をそのまま飲むことの危険性や注意点について解説していきます。

水道水を美味しく飲むための方法についても紹介していきますのでぜひ目を通してみてください。

水道水は基本的にそのまま飲んでも大丈夫

日本の水道水は、水道法に定められる51項目の水質基準と、26項目の水質管理目標設定項目をクリアしています。

世界的にも厳しい安全基準を設けていることもあり、日常的に飲んでも害がない水準の水質となっていますよ。

条件によっては健康に影響することも

水道水の水質は水道法によって守られていますが、それでも有害物質がまったく含まれていないわけではありません。

一般的に飲み水として問題なくても、例えば体がまだ未発達な赤ちゃんに飲ませると体に負担がかかるため望ましくありません。

他にも水道管の状態などの居住環境や、水道水の飲み方によっては、健康に影響が出るケースもあります。

このように条件次第では、水道水をそのまま飲むことによって健康に影響がある可能性もあるのです。

水道水はそのまま飲むと危険だと言われる理由

水道水をそのまま飲むと危険という噂を聞いたことがある方もいるでしょう。

実際日本の水道水は厳しい安全基準によって品質が守られていますので、基本的にそのまま飲んでも安全です。

それでは、水道水が危険という噂はどこから来ているのでしょう。

ここから詳しく紹介していきます。

水道水には微量のトリハロメタンが存在する

水道水の中にはトリハロメタンと言う有害物質が微量ですが含まれています。

トリハロメタンは、残留塩素と水の中に含まれる有機物質が混ざり合うことで発生する発がん性物質です。

水道水に含まれるトリハロメタンは体に害のない程度の含有量ですが、発がん性物質であるという事実が、水道水をそのまま飲むことを不安にさせている要因となっています。

水道管の劣化で水質が落ちることがある

今の水道管には錆びにくいステンレスや錆びない硬質塩化ビニル製のものが使われていますが、一昔前には鉛製や鉄製の配管が使われていました。

鉛は体に有害な物質なため、鉄製の配管は鉄錆が水に溶け込む可能性があるため、どちらも現在は使われていません。

しかし過去に設置された配管は、交換されないまま使われ続けていることもあり、一部では設置してから20年以上経過しているケースもあります。

そういった場合、いくら浄水場でろ過や浄水処理を行った水でも、劣化した配管を通ることで有害な不純物が多く溶け込んでしまうことも考えられるのです。

マンションやアパートでは貯水槽の管理次第で水質が落ちる

マンションやアパートなどでは水道水を一回貯水槽に溜め、そこから電動ポンプなどで各フロアに供給していきます。

この貯水槽がメンテナンス不足だと、内側に錆が発生して水に溶け込んだり、藻が繁殖してニオイが移ったり、雑菌が繁殖する原因にもなります。

そのため貯水槽は定期的なメンテナンスが必要ですが、管理人や管理会社によってはなかなか手入れをしていないことも。

マンションやアパートに住んでいて水に違和感を感じたら、定期的に貯水槽の管理について管理者に確認してみるのも良いでしょう。

水道水に含まれる危険な成分とは

水道水に含まれている成分の中で、体に有害となる物を紹介していきます。

  • 残留塩素
  • トリハロメタン
  • 鉄さびなどの金属製の不純物
  • その他環境次第で検出される可能性のあるもの

残留塩素

水道水には殺菌用の塩素が注入されており、浄水場から家庭の蛇口に届くまでにも殺菌効果が持続するよう、注入量が計算されています。

さらに人体にも害が出ない量に抑えられていますので、そのまま飲んでも問題ありません。

ただし、まだ離乳食を開始していない赤ちゃんなどに飲ませると塩素の成分が内臓に負担をかけてしまうことがあります。

トリハロメタン

トリハロメタンというのは2種類の物質をまとめて呼ぶ際の用語で、その中庭クロロホルムという物質が含まれています。

このクロロホルムは発がん性物質の一つなのです。

しかし水道水ないのクロロホルムはごく微量で、さらには体に止。ことなく排出されていきます。

また浄水器を通すことでクロロホルムを除去することもできますよ。

鉄さびなどの金属製の不純物

すでにお伝えしたように、古い水道管には鉄製や鉛製のものがあります。

新しく設置したり工事によって交換した場所にはもう使われていませんが、古い水道管の中には鉄や鉛製のものがまだ残っていることがあるのです。

そういった水道管が劣化することで、水の中に剥がれ落ちた錆が混入したり、鉛の成分が溶け込んでしまうケースもあります。

こういった金属製の不純物は体に有害で、鉄錆は内臓に負担をかけ、鉛は摂取すると中毒症状を起こす原因となります。

もし水道の色が茶色くなっていたり、味わいに金属臭さを感じるようであれば、水道修理業者もしくは各自治体の水道局へ問い合わせてみましょう。

その他環境次第で検出される可能性のあるもの

水道水には含まれていないはずですが、環境などの条件次第で水道水に混入してしまう可能性がある危険な物質もあります。

例えば大きな地震や大雨の被害を受けた時などに、水道水の中に土が入り込んでしまうことがあります。

この場合影響は一時的なもので、濁ってしまった文の水を出し切れば再び元の水質の水を使うことができます。

また例えば、放射性物質についても似たようなことが言えます。

放射性物質は通常浄水場で処理されますが、2011年の福島第一原発事故によって放射性物質が拡散され、一時的に浄水処理後の水から検出されることもありました。

このように条件次第では、普通は水道水に含まれない有害な物質が入り込んでしまうこともあるのです。

水道水の利用シーン別危険度

ここからは水道水を利用するシーン別に、危険度を解説していきます。

  • そのまま飲む場合
  • 赤ちゃんに与える場合
  • お風呂で使う場合
  • 料理に使う場合

そのまま飲む場合

お伝えしたように日本の水道水には厳しい安全基準が設けられているため、そのまま飲んでも安全な水質を保てています。

ただし、水道管が劣化していたりアパートやマンションの貯水槽がメンテナンス不足だと、いくら浄水場から安全な水が供給されても、家庭の蛇口から出てくるまでに水質が落ちてしまうことがあります。

また地震や大雨の被害に見舞われた地域などは、一時的に水道水に土が混じってしまうことがあります。

水道水の色が茶色く濁っている場合は、家の中の蛇口を一度全てひねって、濁った水を出し切ってしまいましょう。

その後はいつも通りの水質の水が使えるようになります。

赤ちゃんに与える場合

水道水に含まれる成分は抵抗力の弱い赤ちゃんには負担が大きいことも。

沸騰が不十分なお湯でミルクを作ると、トリハロメタンや塩素がミルクの中に残留している可能性がありますからね。

心配な場合は市販の天然水や、フィルターで批准物を除去した水を使うようにしましょう。

また赤ちゃんに水道水を飲ませてもいい時期は離乳食がはじまる大体生後6か月ごろと言われています。

それまでは、赤ちゃんに水道水を飲ませるのは控えたほうが良いでしょう。

お風呂で使う場合

水道水をお風呂やシャワーで使うことに、基本的に危険性はありません。

塩素による肌荒れやアトピーの悪化を心配する声もありますが、そこまで神経質になる必要はありませんよ。

日本アトピー協会によると、お湯を沸かす時点で水道水に含まれる塩素分はかなり希薄になっているとのこと。

それよりも、むしろシャンプーやボディーソープの方が、肌に与える影響は大きいと言えるでしょう。

料理に使う場合

水道水を料理に使う場合も、まず危険性はありません。

マンションやアパートに住んでいて、貯水槽にトラブルが起こった場合などは使用を控えるべきですが、通常は安全です。

もし料理の味の中に水道水の風味が感じられて気になる、という場合には、市販のミネラルウォーターや、浄水器、ウォーターサーバー等を通した水を使うと良いでしょう。

特に高度の低い水(軟水)は成分が溶け込みやすいので、料理の味を染み込ませたい時等には最適です。

水道水を安全に飲む方法

水道水の中の不純物を除去し、安全に飲むための方法を見ていきましょう。

  • 10分以上煮沸する
  • 浄水器を使用する
  • ウォーターサーバーを使用する

10分以上煮沸する

水道水の中にはトリハロメタンと言う発がん性の有害物質が含まれていることはお伝えしました。

そのトリハロメタンは、水道水を10分以上沸騰させるとで除去することができます。

トリハロメタンは揮発性の物質なので、沸騰させると気化して除去されるのです。

ただし、トリハロメタンは加熱によって水温が上昇すると増加する性質を持っており、中途半端な加熱では逆にトリハロメタンの濃度を高くしてしまう危険があります。

多くの自治体では10分以上を推奨していることもあり、念のため10分以上は煮沸してからのほうが安全性が高いでしょう。

また水道水に殺菌用として注入されている塩素も、煮沸によって除去することができますよ。

浄水器を使用する

浄水器を設置することでも、水道水内のトリハロメタンを除去することができます。

しかし浄水器のフィルターは永遠に使えるものではないため、定期的に交換する必要がありますよ。

フィルター交換を行わないと除去した不純物が再び水に溶けだして、はじめよりも不純物が多い水道水を飲むことになってしまいます。

転倒や通販で都度専用のフィルターを購入するか、ストックをつくっておくようにしましょう。

浄水型ウォーターサーバーを使用する

ウォーターサーバーには、水道水を利用する浄水式のものもあります。

水道水を自分でサーバーに注ぎ入れるか、水道管と本体をホースで直結させるタイプがありますよ。

専用のフィルターが塩素やトリハロメタンをはじめとする不純物を除去してくれるだけでなく、コックをひねるだけで温水と冷水をすぐに出すことができます。

自分でお湯を沸かす、水を冷やす作業が不要になり、生活の中のストレスをぐっと軽減することができるでしょう。

浄水器と同じように定期的なフィルター交換は必要ですが、基本的にメーカーが定期配送してくれるため買い忘れの心配はありません。

水道水を浄水できるおすすめのウォーターサーバー3選

水道水を浄水することができる、おすすめのウォーターサーバーを厳選して3つ紹介していきます。

  • ハミングウォーター
  • エブリィフレシャス
  • Locca

ハミングウォーター

ハミングウォーター 商標ハミングウォーターは水道直結型ではなく、サーバーの注ぎ口に自分で水道水を注いで利用する給水型のウォーターサーバーです。

水道とウォーターサーバーを繋げるための工事が不要なのがメリットの一つですね。

月額料金は3,300円の定額。

サーバーは非常にシンプルな設計とデザインなので、初めてウォーターサーバーを導入する方でも使いやすいでしょう。

またウォーターサーバーにしては珍しく、冷水、温水に加え常温水も楽しむことができますよ。

さらに4ヶ月に1回無料でフィルター交換をしてくれるため、浄水器よりも手間いらずで快適に使い続けられます。

エブリィフレシャス

エブリィフレシャス 商標エブリィフレシャスは月額3,300円の定額料金で、リーズナブルに使える浄水型ウォーターサーバーです。

カートリッジ交換の費用は一切かからず、交換手順も簡単なのが魅力です。

一般的なウォーターサーバーのように床に設置して利用できる「Tall」と、卓上に設置できる小型設計の「mini」の2つの機種から選ぶことができます。

ウォーターサーバーン生活スペースを圧迫されたくない!という方には「mini」がおすすめ。

一人暮らしでコンパクトなお部屋に住んでいる方や、すでに家具家電で床のスペースが埋まってしまっている方、キッチンや卓上の空きスペースを有効活用したい方は、エブリィフレシャスの機種をチェックしてみましょう。

Locca

Looca 商標Locca は月額2,680円の定額制で使い放題の浄水型サーバー。

非常にコストパフォーマンスが高いのが特徴です。

高性能フィルターで水道水をろ過しており、自宅で美味しいお水をすきなだけ利用できます。

水道直結型ではなく、水道水を自分で注いで使用する給水型となっていますよ。

水道とホースで繋がなくていいので工事の必要がありませんし、サーバーの置き場所の選択肢も広がります。

また6ヶ月に1度カートリッジを無料で配送してくれるので、カートリッジを買う手間もコストもかからないのが嬉しいですね。

チャイルドロック付きなので、小さなお子さんのいるご家庭でも活躍できます。

水道水はそのまま飲んでも危険性は低い

水道水をそのまま飲むことの危険性や注意点、水道水を美味しく飲むための方法について解説しました。

日本の水道水は世界的にも厳しい安全基準に守られているため、そのまま飲んでも健康に影響する可能性は低いです。

ただし、有害物質が全く含まれていないわけではないため、条件によっては体に害となるケースもあります。

気になる方は、浄水器や浄水機能のあるウォーターサーバーを導入するのもおすすめですよ。